映画ドクター・デスの遺産は実話?モデルが実在する?考察してみた!

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綾野剛くん、北川景子さんが主演のサスペンス映画、『ドクター・デスの遺産−BLACK FILE−』がついに公開!

綾野剛くん、北川景子さんの2人は、警視庁の捜査一課でバディを組む刑事役。

その配役だけでもワクワクしてしまうけど、実は、この映画はまだシークレットキャストがいるということも楽しみだよね!

今回は、そんな『ドクター・デスの遺産−BLACK FILE−』の考察をお届け!

『ドクター・デスの遺産−BLACK FILE−』のあらすじ

警視庁の捜査一課所属の犬養隼人(綾野剛)と高千穂明日香(北川景子)の検挙率NO.1のバディの2人が追っているのはある闇サイトで依頼を受けて、安楽死を実行する連続殺人犯であるドクター・デス。

その事件が明るみに出たのは、警視庁の通信指令センターに入った1本の通報がきっかけだった。

「お父さんが悪い人に殺されちゃった。」という小学生からの通報。その小学生の父親が通報通りに安楽死で亡くなったことが分かる。事件を追う犬養と高千穂は、他にも被害者がいると踏んで、捜査を進めていくうちに、事件はこの事件だけでなく、連続殺人の様相を呈してくる。

犬養と高千穂の所属する捜査チームは遺族に証言を聞いていくが、遺族は揃って、ドクター・デスに感謝し明確な証言をしないために捜査が遅々として進まない。それは、ドクター・デスは、重い病に苦しむ患者本人やその家族からの依頼を受けて安楽死を実行しているから。

果たして、犬養と高千穂はドクター・デスにたどり着けるのか!その衝撃の結末とは!

『ドクター・デスの遺産−BLACK FILE−』は実話なのか?モデルは実在する?

結論から言えば、ストーリー自体は実話ではなくフィクション。
ただ、犯人であるドクター・デスには実在のモデルが存在していて、そのモデルが起こした事件がドクター・デスが起こしている連続殺人事件の元ネタになっているんだよね。

ドクター・デスのモデルとなっているのは、アメリカの病理学者で医師であったジャック・ケヴォーキアン。
この人物は、130人もの末期の病気の患者に対し積極的な安楽死を実行した人物として知られているんだ。映画の中でも、ジャック・ケヴォーキアンを想起させる人物がモデルとして語られるよう。

ジャック・ケヴォーキアンは自らが開発した装置を利用して、末期患者や治らない病気の患者本人や家族から依頼を受けて安楽死を実行する。1998年にALSの患者を装置で安楽死させた様子をビデオテープに記録しており、それがテレビで放映されたことにより激しい議論を呼んだ。このビデオテープの放送後、ジャック・ケヴォーキアンは第一級殺人罪で告訴される。

1999年、ジャック・ケヴォーキアンは有罪判決となり収監。2007年に体調悪化により仮釈放を受けるが、釈放後も、積極的安楽死の必要性を啓蒙する活動を引き続き行ったんだ。

その後、ジャック・ケヴォーキアンは2011年に83歳で死去。

今も、安楽死については議論が続いており、なかなか結論が出ていないんだよね。今回の映画は、そんな安楽死の問題を観る者に問いかける映画にもなるかもしれない。

映画の中では、ドクター・デスが一人なのか、複数なのかもまだ分かっておらず、また、演じた役者もシークレット・キャストとして分からない。
インタビューで綾野剛くんは「犬養がドクター・デスじゃないとは限らない。」といったことを話していて、ますますワクワクしてしまうよね。
実際、映画のチラシにあるキャストの中に鉛筆で潰したようなところがあり、ドクター・デスが誰か分からなくなっている。
原作では、ドクター・デスの正体は分かっており、しかも2人で殺人を実行していたことが分かっているけど、映画が原作通りに進むとは限らないんだよね。
ひょっとしたら、映画ならではのクライマックスが用意されてるかもしれないし。。。

これは既出の情報なのでOKだと思うけど、犬養には重い病気にかかっている娘がいるんだよね。原作では犬養は離婚している設定なんだけど、映画では妻が亡くなった設定で、犬養が一人で娘を育てている設定になっているみたい。

綾野剛くんの父親役というのもかなり新鮮だけど、重い病気を抱えた娘を思うがあまり犬養がドクター・デスを捜査する過程で他人事と思えなくなっていくのは推測できるよね。
そこに犬養がどう立ち向かっていくのか、それを高千穂はどうサポートするのか。
綾野剛くんと北川景子さんの役者としての信頼関係も、そこに現れてくるかもしれない、と思うと、ますます映画が楽しみになるよね。

今回、この映画は安楽死という、人の生き方や尊厳といったものに真っ向から向き合う内容になっている。ジャック・ケヴォーキアンは安楽死を正しいと思い、安楽死を実行してきたけど、何が正しいかは映画を観る僕たちに委ねられる形になるかもしれない。
ただ、考え続けることがきっと大切なんだと思うんだよね。

この映画が、その『考え続ける』きっかけになるかもしれない。

 

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