映画ドクターデスの遺産原作のあらすじネタバレは?結末の予想と考察!

この記事を読むのに必要な時間は約 8 分です。

綾野剛さんと北川景子さんが警視庁の刑事役でバディーを組んで安楽死を請け負う犯人を捜査するバディームービー『ドクター・デスの遺産−BLACK FILE−』がついに11月13日に公開される。この映画の原作は、中山七里さんの『刑事・犬養隼人シリーズ』の4作目、『ドクターデスの遺産』。『刑事・犬養隼人シリーズ』は以前、沢村一樹さん主演でテレビドラマ化されて以来の映像化となる。そして、今回、その犬養隼人を演じるのは綾野剛さん!今回は、そんな『ドクターデスの遺産』の原作を深堀り!

映画ドクターデスの遺産のあらすじやキャスト紹介・結末予想と考察についてはこちらをチェック!
映画ドクターデスの遺産のあらすじやキャスト紹介!結末予想と考察!
映画ドクターデスの遺産のあらすじやキャスト紹介!結末予想と考察! 映画ドクターデスの遺産のあらすじやキャスト紹介!結末予想と考察!

原作概要

□著者 中山七里

□出版社 角川文庫

□シリーズ 『刑事・犬養隼人シリーズ』4作目

□既刊 『切り裂きジャックの告白』『七色の毒』『ハーメルンの誘拐魔』『ドクターデスの遺産』『カインの傲慢』

『ドクター・デスの遺産』原作のあらすじ

警視庁司令本部に入った1本の通報から始まる事件。それは、重病の患者の安楽死を請け負うドクター・デスによる連続殺人事件だった。

警視庁の刑事、犬養隼人と高千穂明日香の2人は、その事件の捜査を行うことになるが、なかなか尻尾をつかむことができない。ドクター・デスは、『ドクター・デスの往診室』という闇サイトを使って、患者本人や家族から依頼を受けて、患者をチオペンタールという薬物の点滴で昏睡状態にさせた後に塩化カリウムを点滴することで死に至らしめていた。

ドクター・デスとは、実際に積極的に安楽死を推奨した病理学者、ジャック・ケヴォーキアンの別称。スイスやオランダ、ベルギーなど、安楽死が認められている国もあるが、日本では殺人罪。

犬養と高千穂は、安楽死という非常に難しい問題に直面しながら、何が正しいのか迷いながらも、正体不明の犯人を追い続ける。
しかし、そんな犬養に終盤、自分自身の目の前で起こった出来事によって、他人事ではなく葛藤する場面が訪れる。

『ドクター・デスの遺産』原作の結末

犬養と高千穂は、捜査を進めていくが、ドクター・デスに安楽死を依頼した遺族は、真っ向から関与を否定する者と渋々ながら関与を認める者と別れ、なかなかドクター・デス自身の人相にたどり着く情報が得られない。ある遺族から聞き出した人相は、『頭頂部が禿げ上がった小男』というものだが、顔には特徴がない、ということで、証言としてはあまり頼りにならない。しかし、そのドクター・デスに随行していた看護師の人相について覚えている証言者が見つかり、一気に捜査が進む。

その看護師とは、元・看護師である雛森めぐみ。犬養たちは、この雛森めぐみに任意同行をかけて取り調べを行う。
雛森は、ドクター・デスの正体は寺町亘輝であること、携帯で呼び出され、1回につき6万円の補助があったことや注射の中身が安楽死のための薬だとは思っていなかった、と証言する。

捜査本部は一気に寺町確保に動き、ついに寺町が江戸川の河川敷で暮らすホームレスであることを突き止め確保することに成功する。
寺町確保によって、ドクター・デスによる安楽死事件は終わりを迎えたかに思われたが、犬養は何もかもがうまく行き過ぎていると感じ、独自に再捜査を行う。そこで、病床にある自らの娘・沙弥香を囮にしてドクター・デスをあぶり出そうとするが、あっさりと裏をかかれて失敗。
そして、寺町の証言から、実際のドクター・デスが実は元看護師の雛森であったことが判明する。

雛森を確保に向かう犬養。しかし、その現場で生死に関わる出来事に遭遇し、葛藤しながらも雛森の願いを聞き入れる。雛森を確保はしたが、犬養の中には罪を捕まえられなかったという後悔が残った。

『ドクター・デスの遺産』実話なのか?

『ドクター・デスの遺産』の犯人であるドクター・デスは、実際に存在している積極的に安楽死を推奨した病理学者、ジャック・ケヴォーキアンがモデルになっている。
ジャック・ケヴォーキアンは、1987年頃から安楽死に関する活動を始め、自作の自殺装置を開発し、病気の末期患者の自殺幇助を行っていた。ケヴォーキアンによって尊厳死を受けた患者は総数130人に及び、「殺人医師」や「死の医師」と呼ばれた。

ケヴォーキアンは、最終的に罪に問われたが、収監され仮釈放後も、尊厳死の活動を続け、2011年に83歳で逝去した。
こういったモデルがあったことから、実話が元となったサスペンスという話が広がったのではないか。

『ドクター・デスの遺産』原作の感想

映画キャストが発表されてから原作を読んだので、冒頭の犬養と高千穂の登場シーンから、頭の中で、綾野剛くんと北川景子さんに変換されて読み進められた。
安楽死がテーマであることもあって、全体的に重く考えさせられる内容。実際、安楽死事件は日本でも起こっているし、自分自身が、自分の大切な人が、現代医学をもってしても治療できない病気で苦しんでいるとして、その姿を毎日毎日見つめているとしたら。。。迷ってしまうこともあるのではないかな、と思いながら原作を読んだ。

実際、犬養は自分の娘がそういった病気の病床にあり、自分自身が非常にこの問題に近いところにいたことから、終盤、葛藤する場面がある。

安楽死や尊厳死は認められている国もあるけれど、日本では犯罪。生きる権利とともに死ぬ権利もあるのでは、という議論はこれまでもあったように思うけど、僕自身は結論が出ないな、というのが原作を読んだ結論だったかな。

生と死は切り分けて考えられるものではなく、どう生きたかでこの世の去り方も変わってくるのかな。誰しも、この世に生を受けたその瞬間から死に向かっているわけで、その生をどう生きるかということを考えたいな、と感じたな。

『ドクター・デスの遺産』原作と映画の結末は同じになるのか?それとも?

原作の結末はこれまで触れた通りだけれども、映画は同じストーリーになるのか。
実は、映画キャストでまだ明かされていないキャストが複数いることが綾野剛くんから明かされている。
たぶん、ドクター・デスの雛森役と寺町役の2人ではないかな、と思うけど、犯人が原作通りではない可能性もあるからワクワクしてしまうよね!
また、原作では病床にある娘・沙弥香というキャラクターが登場していて、この娘役がそのまま映画に出てくるのかも気になるところ。
実は、この犬養というキャラクターが女に弱くてバツ2という設定(笑)。沙弥香は最初の妻との間に産まれた子どもで、現在は3人目の妻がいる。
この辺りのキャラクター設定もそのまま持ってくるのかも注目したいところだよね!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です