「ダブルブッキング」の主人公・千葉雄大演じる雄二は、イケメンなのに女性の扱いには不慣れでね。
ダブルブッキングしたリモートデートをSNSやネット検索を駆使しながら乗り切ろうとするんだけど、どんどんドツボにハマっていくんだよね。
雄二の恋人でおしゃべりが大好きな“意識高い系OL”の彩を佐津川愛美とちょっと天然だが本性は小悪魔な女子大生のマヤを奈緒が演じるているよ。
同じ日、同じ時刻、恋人2人とのオンラインデートがダブルブッキングしてしまった雄二は、2人と別々のパソコンでつながり、両者を行ったり来たりしながら、何とかごまかそうとするやりとりがすごく面白い!
そんなコメディタッチなドラマの結末があんなことになるなんて…マジで想像してなかった!
放送終了後に動画配信サービス「Hulu(フールー)」でスペシャルコンテンツとともに配信されたんだけど、このスペシャルコンテンツも楽しめる作品だよ。
ドラマ「ダブルブッキング」はここから見れます!
もくじ
「ダブルブッキング(ドラマ)」の登場人物
雄二 (千葉雄大) | 学生時代は冴えなかったが、社会人になってベンチャー企業を立ち上げ急にモテるようになった。 そのため、イケメンなのに女性の扱いには不慣れ。 かつ、自分を好きになってくれる女性のことはすぐに好きになってしまい、この度、リモートデートがダブルブッキング。 SNSやネット検索を駆使してなんとか乗り切ろうとするが、どんどんドツボにハマっていく…。 |
彩 (佐津川愛美) | 意識高い系OL。 おしゃべりが大好きで、一人で延々としゃべっているタイプ。 雄二との交際歴は半年。 成功者の雄二を心からリスペクトしている。 |
マヤ (奈緒) | ちょっと天然な女子大生。 わがまま&ブリッコ体質。 その本性は小悪魔。雄二とは最近付き合い始めたばかり。 |
健人(前野朋哉) | エンジニア。 雄二の学生時代からの友人。 |
紗矢(松川菜々花) | 会社員。 雄二の最近までの交際相手 |
「ダブルブッキング(ドラマ)」のネタバレ
主人公・雄二の二股
コロナの影響でオンラインデートをする予定だったが、勘違いをしてしまったようでまさかのダブルブッキング。
はじめのうちは彩と2人で話していたが、やがてマヤからもBoom(オンラインビデオ会議ツール)の着信があり「今日誕生日なんだけど」と怒っている。
「誕生日明日じゃなかったっけ?」ととぼけるもそうじゃない!と相手をすることに。
仕方なく、一瞬オンラインとなるがWifiの電波が悪いことにして一旦退出…!
「あっぶね〜〜」とシステムエンジニアの友人の健人(前野朋哉)に相談LINE。
アドバイスを求めるも、「うなずいてればいい」ということで、「うなずき動画」を録画。
その動画に彩の相手をしてもらうことに(汗)
彩は、ムカつく上司の話を延々としている…その動画が流れている間に、別室でPCをもう1台用意。
そのPCでマヤと話すことにする。
「ブーバービーツ」(ドラマの中では名前を変えていたけど、フードデリバリーのこと)でマヤに誕生日ピザを注文してあげ、”急にお腹が痛くなった”とまたウソをつき、またまた彩とつながっているPCの前へ。
どうやら隣の部屋で大声で話していたのが聞こえていたらしく「今のだれ?」と追求が入る。
「下の名前で呼んでた」「100倍可愛いとか言ってなかった?」「仕事関係の人じゃないでしょ」といろいろ鋭いが、”マヤっていうのは飼っているインドニシキヘビの名前”となんとか切り抜ける。
他にもすごいぞ…。
- 「でもインドニシキヘビはワシントン条約で輸入禁止だよ?」→「内緒にしておいて」(無理がありすぎ)
- 「シャンパンボトルに名前書いてくれたの?見せて?」→「(AYAと書いてあるのをごまかし、「M」を書き足しMAYAにする)ちゃんとマヤってか書いてあるよ!」
- 「今マヤって呼んだ?」→「(ま・まさかの呼び間違えw)オレ、滑舌悪いんだよね・汗」しまいには「蛇の名前がマヤなんだよ!!」
- 「わたし、雄二にピザなんて頼んでないよ??たのんだの釜飯だし」→「え??(のちに時間差で届く…)」
- 「口にトマトソースがついてるよ?(なんでさっきのピザは間違えて届いたと言ってたのに食べてるわけ?)」→「ピザが間違えて届いちゃったみたい」
雄二さらにピンチが起こる!
なんと彩の画面にマヤが写り込んでくる!彼女たちは姉妹だったのだ!
ソッコーで姿を隠し、その場は切り抜けるが「彼氏を紹介してよ」と言われてピンチ!!!
その後もZoomの仮面機能を使って切り抜けようとするも、バレるっ!
「雄二は2人おり、双子ということにしよう」
しかも名前は雄二(兄)、ゆうじん(弟)ということにするらしい…
そのあとも、なんだか噛み合わない会話が続き…
彩のインスタグラムの過去投稿を確認する雄二。
その中に家族4人の投稿写真があったのだが、そこに写っているのは中学生の妹。これはおかしい。彼女らは姉妹じゃないのか?
LINEで友人の健人も「犯罪じゃないの?お前の付き合る相手、中3て…」と指摘。
雄二が2人に問い詰めると「実は私たち…姉妹じゃないの」
彼女らは2人ともyoutuber。
アマビエ(疫病退散の妖怪)のぬいぐるみにカメラを仕掛けて、この一部始終を撮影したというのだ。
2人の出会いは、マヤがバイトをしていたカフェにさかのぼる
たまたま支払いの時に、彩のスマホ待ち受け画面は雄二だったことから二股が発覚。
二股とかけられたと知った2人はさすがに、怒り狂って今回の計画を企てたのだ!
「やはり姉妹じゃなかったのか…」と雄二が悟ったのもつかの間。
「目的はなんなのか?」ということも聞く。
2人は「懲らしめるために、アマビエのぬいぐるみにカメラを仕掛けたのだ」
雄二はそれを聞いて、焦りまくる。
「その映像だけは明るみにしないでくれ…!」
…これだけ彼が懇願するのには理由があった。
…とここで一旦この日は終わり。
次の日…事態は急速に変化
編集を終えたマヤが彩に動画の出来上がりの報告をしてくれた。
でも1日経ってみて、彩は雄二が可哀想に思えてきたのか「動画をUPしないでもいいか?」と提案。
マヤは「雄二を懲らしめてやりたい!」という一心だったため、彩が同じ気持ちではないことが意外だと思ったのだが、付き合っていた期間もマヤの方が長いことだし、それなりに思いもあるのだなと感じてそれに従うことに。
合わせて、UPしなかった動画を全て送ってもらった。
丁度そのとき、マヤの家のインターホンが。
注文したウーバーイーツが届いたのかな?と画面から離れるマヤ。
時間が空いたので、彩は送ってもらった動画を見てみることに。
アマビエに仕込んでおいた動画を再生したら、衝撃の映像が
送ってもらった動画を再生。
部屋の中を念入りに掃除をしている雄二。
それは何の変哲もない生活風景…だと思ってた。
部屋の掃除が終わり、綺麗に片付いた部屋
その奥の出入り口から部屋に入ってくる雄二…にひっぱられる女性の姿。
明らかに抵抗しているその女性を無理矢理カメラが映らない隣の部屋に。
画面から誰も居なくなり、そして響き渡る女性の悲鳴。
ゴゴッ!!っと響く音と苦しそうな女性の悲鳴。
モニターから流れている映像に驚きと恐怖を感じている彩の目に飛び込んできたのは包丁を持った血だらけの雄二。
なんと、雄二が紗矢(元カノ)を殺害しているシーンが録画されていたのだ!
返り血を浴びた雄二がソファに座っている姿を、何が起きたのか飲み込むことができない彩の耳に飛び込んできた
ゴドンッ!!
という音。
その音は、Boomをつなぎっぱなしのマヤの家から聞こえてきた。
まさか…
そんな恐怖を覚えて必死にマヤを呼ぶ彩。
だけど、画面に現れたのはマヤではなく血まみれの雄二だった。
そこに映る雄二は、彩の知っている雄二とはほど遠い雰囲気。
そんな…まさか…
そんな思いに震える彩に向かい、カメラにグッと近づき雄二がつぶやく。
「次はそっちいくから」
「ダブルブッキング(ドラマ)」の感想
めちゃくちゃドキドキした!
千葉くんがのほほんと、ダブルブッキングを切り抜けるあざとい番組だと思っていたから度肝を抜かれた!
なぜかというと、やっぱり千葉くんには役柄に幅を持って欲しいと思っていたから。
最近ですと「あざとくて何が悪いの?」の毒舌トークが小気味良かったです!
- 二股がバレて焦る、かわいい千葉くん
- 人殺ししたあと何食わぬ顔で過ごしている千葉くん
- 「別れるなんて言わないで」サイコパスな千葉くん
今までモテなかった人が、変なふうにこじらせるとこんなになるのかな〜という妙なリアルさも。
カップルの喧嘩から殺人とか、よくあることですもん。
だけどほんとに、予告を見た時に「リモートデートでダブルブッキングしてわたわたする」コメディだと思っていたからこんな展開になるとはまったく思ってなかった。
まさかこんなどんでん返しな結末が待っていたなんて。
最後まで見て思ったのは、

Huluには「ダブルブッキング」のドラマの他に、徹底解説・メイキングやNGシーン、クランクアップ等の特典映像があるんだよね。
そこで色々伏線?裏設定?が解説されてるから、もう1度見返したくなっちゃったよね。
千葉くんのNGシーン可愛かったし、爆笑する美女二人も可愛かった。
どんでんがえしが待ち受けてる映画とかって結構好きなんだけど、コロナの影響で撮影が難しい中3日間で仕上げたにしてはクオリティ高いから実際に見て楽しんでほしいドラマだよ!
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